翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション1

袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 106

ページ: 106

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 ぬやうにして置(をく)べし扨(さて)病人(べうにん)の眼(め)開(あき)たらばあつき  小便(せうべん)一はい口(くち)に入べし暫(しばし)ありて正気(しやうき)になる ◯又方   伏龍肝(ぶくりようかん)《割書:かまどの下(した)の灰(はい)の|下(した)のやけつちなり》粉にして弐匁ほど鼻(はな)の   中(なか)へ吹入(ふきいれ)てよし             千金方【四角の囲み線】 ◯鬼魘(おそはれ)死(しする)は喚(よび)活(いく)べからず其(その)病人(べうにん)の脚跟(あしのきびす)を力(ちから)一はい  口(くち)にて咬(かむ)べし又 其(その)病人(べうにん)の面(かを)へ唾(つばけ)を吐(はき)かくべし  初(はじめ)より燈(ともしび)あらば燈(ともしび)を置(をく)べしもし初(はじめ)より  燈(ともしび)なきくらがりにて魘(おそはれ)死(しゝ)たるには燈(ともしひ)をとも  すべからず ◯又方   梁上塵(りやうしやうちん)《割書:やねの下(した)桁(けた)の|上のほこりなり》鼻(はな)の中(なか)へ吹入(ふきいる)べし 瑣砕録【四角の囲み線】 ◯又方   温酒(あたゝめざけ)面(かを)にかくれば活(いき)る         肘後方【四角の囲み線】 ◯人 昼夜(ちうや)ともに何(なに)の故(ゆへ)もなく死(しゝ)入(いり)たるには葱(ひともじ)七  八寸 鼻(はな)の中へさし入(い)るべし血(ち)出(いで)て甦(よみかへる)男(おとこ)は左(ひだり)  の鼻(はな)の孔(あな)へ入れ女は右(みぎ)の鼻(はな)の孔(あな)へさし入るべし  此(これ)扁鶕傳(へんじやくかでん)なり              崔氏纂要【四角の囲み線】