翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 108

ページ: 108

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  冷(ひゆ)れば換(かへ)べし眼(め)開(あき)息(いき)出(いで)て後(のち)粥清(わり)を少つゝ用(もちひ)て   よしもし火(ひ)にて温(あたゝむ)れば早速(さつそく)に死(し)す  壽世保元【四角の囲み線】 ◯又方   急(きう)に地(ぢ)を深(ふか)さ二 尺(しやく)ばかり長(なが)さ六七 尺(しやく)に堀(ほり)て炭(すみ)を   多(おほ)く火(ひ)におこして彼(かの)穴(あな)の中に焼(たき)たて穴(あな)の中よ   くあたゝまりたる時火を取(とり)のけ莚(むしろ)をしき其(その)上(うへ)   に病(べう)人を臥(ね)させ上(うへ)に物(もの)を多(おほ)くきせ置(をく)べし   汗(あせ)多(おほ)く出てよし              夷堅志【四角の囲み線】  ●中悪(ちうあく) ◯死人(しにん)の気(き)にふれ或(あるい)は墓(はか)に行(ゆき)などして死人(しにん)の毒気(とくき)  にあたり腹痛(はらいたむ)には   鍋墨(なべすみ)五匁 塩(しを)壱匁 白湯(さゆ)にてのみてよし   千金方【四角の囲み線】 ◯又方   塩(しを)赤(あか)くなるほど炒(いり)て酒(さけ)にてのむべし痰(たん)を吐(はき)て   よし                  甄権薬性論【四角の囲み線】 ◯あしき夢(ゆめ)を見(み)て覚(さめ)ても身(み)に青(あを)きあとあるには   塩水(しをみづ)のみてよし             救急方【四角の囲み線】  ●雑病(ざつべう) 此(この)段(だん)にいろ〳〵のやまひの薬をのす