翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 111

ページ: 111

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  立秋日(りつしうのひ)《割書:七月の|節(せつ)なり》西(にし)に向(むか)ひて朝(あさ)の一 番(はん)水にて赤(あ)   小豆(づき)七 粒(つぶ)のめは年中 痢病(りべう)をわづらはず     本草【四角の囲み線】 ◯瘰癧(るいれき)には   芥子(からし)の粉(こ)醋(す)と酒(さけ)とにて貼(つけ)てよし       肘後方【四角の囲み線】 ◯又方   五倍子(ふし)《割書:女のはぐろつくる時|つくるふしなり》醋(す)にてつけてよしもし   破(やふれ)ば蜜(みつ)にてときぬるべし          魯府禁方【四角の囲み線】 ◯身(み)面(かを)に疣(いぼ)出来(でき)たるには   醋(す)に石灰を浸(ひた)して上汁(うはしる)を度〳〵つけてよし  千金方【四角の囲み線】 ◯竹木刺(たけきのそげ)肉たちたるには   頭垢(つふりのあか)ぬりてよし              劉涓子【四角の囲み線】 ◯又方   梅干(むめぼし)の肉(にく)すりつけてよし          梅師方【四角の囲み線】 ◯又方   生姜(しやうが)橘皮(みかんのかは)塩(しを)等分(とうぶん)水にて煮(に)つめてつくれば   即(すなはち)出(いづ)る                 医綂【四角の囲み線】 ◯又方   胡椒(こせう)の粉(こ)食粒(めしつぶ)におしまぜつけてよし    瘍科準縄【四角の囲み線】