翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 112

ページ: 112

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◯人の咬(かみ)付て痛(いたむ)には   皿(さら)に熱(あつ)き小便(せうべん)入れ一 夜(や)ひたしてよし   通変要法【四角の囲み線】 ◯陰嚢(いんなう)【左ルビ:ふぐり】しきりに痒(かゆき)には   五倍子(ふし)《割書:女のはくろつくる時|つくるふしなり》すりつけてよし     本草【四角の囲み線】 ◯惣身(そうみ)に虱(しらみ)多(おほ)くわきて後(のち)には血(ち)肉(にく)壊(やぶれ)痛(いたみ)痒(かゆき)には   醋(す)に塩(しを)を入れせんじのみてよし      竒疾方【四角の囲み線】 ◯小便(せうべん)の中より屎(くそ)出(いで)大 便(べん)に小 便(べん)を出(いだ)すには   旧幞頭(きうぼくとう)【左ルビ:ふるきづきん】黒焼(くろやき)にして酒(さけ)にて五分 許(ばかり)のみてよし  怪痾単【四角の囲み線】 ◯焼死(やけしゝ)て息(いき)いまだあるには   小便(せうべん)多(おほ)くのませてよし          千金方【四角の囲み線】 ◯鍼(はり)をたてゝ折込(おれこみ)たるには   何(なに)鳥(どり)の羽根(はね)にても四五 枚(まい)黒焼(くろやき)にして醋(す)にてと   き折(おれ)たる鍼(はり)の上に貼(つけ)紙(かみ)にてふたして置(をく)べし   折(おれ)たる針(はり)自出(おのずからいづ)           鍼灸聚英【四角の囲み線】 ◯又方   象牙(ぞうげ)の屑(けつりくす)水にてつけてよし      肘後方【四角の囲み線】 ◯灸(きう)していぼはぬ人いぼはさんと思(おも)はゝ   故草履(ふるざうり)のうらを火にてあたゝかにあぶり灸(きう)