翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 21

ページ: 21

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   葱白(ひともしのしろみ)廿 本(ほん)水(みづ)にてせんじもちひてよし    葱(ひともじ)も食(くふ)べし         傷寒類要【四角の囲み線】 ○懐妊(くはいにん)の傷寒(しやうかん)人をも見(み)しらず夢中(むちう)になり たるには    艾(もぐさ)十匁 醋(す)にて至極(しごく)熱(あつ)く炒(いり)つけて絹(きぬ)に    包(つゝみ)臍(へそ)の下(した)を熨(のし)暖(あたゝめ)てよし   婦人良方【四角の囲み線】 ○陰證(いんしやう)の傷寒(しやうかん)手足(てあし)冷(ひえ)て腹痛(はらいたむ)には    硫黄(いわう)《割書:つけ木(ぎ)の青(あを)き|くすりなり》壱匁 艾(もぐさ)三分つねのごとく    せんじ用(もちひ)てよし        本事方【四角の囲み線】 ○傷寒(しやうかん)を病(やみ)て間(ま)のなき女(おんな)に嫁(か)して傷寒(しやうかん)の毒(どく)  気(き)を伝染(てんぜん)【左ルビ:うつり】熱(ねつ)つよきには    両方(りようほう)ともに尖(とが)りたる鼠(ねずみ)の屎(ふん)韭(にら)の根(ね)煎(せん)    じのみてよし          活人書【四角の囲み線】   ● 感冒(かんぼう)がいきの事なり ○風(かぜ)引(ひき)たるには    胡麻(ごま)《割書:黒胡麻(くろごま)よし然(しか)れども黒胡麻(くろごま)|なき時(とき)は白胡麻(しろごま)にても用(もちゆ)べし》弐匁 成程(なるほど)    よく炒(いり)あつき内(うち)に酒(さけ)にてのみ物(もの)を着(き)て寝(ね)て    汗(あせ)をかくべし         本草【四角の囲み線】