翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 22

ページ: 22

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  ●中寒(ちうかん) 寒気(かんき)にあたりたる事なり ○卒(にはか)に寒気(かんき)にあたり唇(くちびる)青(あを)く卵(らん)【左ルビ:きんだま】縮(ちゞみ)六 脈(みやく)【「脉」は「脈」の俗字】なきが ごときには    葱(ひともじ)一 把(わ)根(ね)と青(あを)き所(ところ)とを切(き)り捨(すて)白(しろ)みをあつく    あぶり臍(へそ)の上(うへ)にをきて艾(もぐさ)にて幾度(いくたび)も灸(きう)    すべし葱(ひともじ)焼(やく)れば度(たび)〳〵かへて手足(てあし)あたゝ    まるまで灸(きう)してよし       南陽活人書【四角の囲み線】 ○又方    湯(ゆ)にて芥子(からし)をとき臍(へそ)の中(うち)に一はいにつめ    きる物(もの)の外(ほか)より手拭(てぬくひ)を湯(ゆ)につけしぼりてあたゝ    むべし冷(ひゆ)ればたび〳〵手拭(てぬくひ)を湯(ゆ)につけ    あたゝむべし          楊起簡便方【四角の囲み線】 ○寒気(かんき)にあたり手足(てあし)冷(ひえ)て腹(はら)痛(いたむ)には    艾(もぐさ)五分あつき湯(ゆ)にひたし臍(へそ)の中(なか)に入(いれ)て    よし              生生編【四角の囲み線】 ○又方    黒大豆(くろまめ)五 合(がう)炒(いり)て皮(かは)を捨(すて)酒(さけ)茶碗(ちやわん)に三 盃(はい)入(いれ)    一 盃(はい)にせんじ酒(さけ)をのむべし  古今医綂【四角の囲み線】