翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 24

ページ: 24

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○暑気(しよき)にあたり咽(のど)渇(かは)き死(しなん)とするには    路上熱土(ろしやうねつど)《割書:ひなたのあ|つきつちなり》蒜(にんにく)等分(とうぶん)すりたゞらかし水(みづ)に    かきたてゝうへのすみたる水(みづ)を用(もちゆ)べし   古今医綂【四角の囲み線】  ○旅(たび)人又は農夫(のうふ)【左ルビ:たつくり】日(ひ)にてらされて暑気(しよき)にあたりすで    に死(しなん)とするにはまづ其(その)病人(べうにん)を日陰(ひかげ)につ    れゆきあをのけにねさせ置(をき)日向(ひなた)の土(つち)を    臍(へそ)のぐるりに堤(つゝみ)のごとくにをき外(ほか)の人(ひと)に病(べう)    人(にん)の臍(へそ)の中(なか)へ小便(せうべん)をさすべしたちまち    によし                  医書大全【四角の囲み線】 ○又方    生姜(しやうが)と蒜(にんにく)とを熱(あつ)き湯(ゆ)に入(いれ)かみくだき    湯(ゆ)ともに飲(のむ)べし             古今医綂【四角の囲み線】   ●食傷(しよくしやう) ○一 切(さい)の食傷(しよくしやう)に    地漿水(ぢしやうすい)《割書:日(ひ)のあたらざる地(つち)を一 尺(しやく)あまり堀(ほり)てその|中(なか)へ水(みづ)をためかきにごらかしたるなり》    のみてよし                本草【四角の囲み線】 ○一 切(さい)の食傷(しよくしやう)腹痛(はらいたむ)には    塩湯(しをゆ)多(おほ)くのみてよし           奇効医述【四角の囲み線】