翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 36

ページ: 36

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  て常(つね)のことくせんじ用(もちゆ)べし     千金方【四角の囲み線】  ●霍乱(くはくらん) ○霍乱(くはくらん)吐(あけ)も痢(くだし)もせざるには   地漿水(ぢしやうすい)《割書:地を一 尺(しやく)あまりほりてその中(なか)へ|水を入かきにごらかしたる水なり》 小茶碗(こちやわん)に   二三 盃(ばい)のみてよし         千金方【四角の囲み線】 ○吐(あげ)つ下(くだし)つするには   釜(かま)の底(そこ)の墨(すみ)五分 竃(かまど)の口(くち)の墨(すみ)五分 白湯(さゆ)を   至極(しごく)熱(あつく)して酌上(くみあげ)〳〵する事百 度(たび)して   彼(かの)の二色(ふたいろ)の墨(すみ)を入(いれ)てのみてよし  経験方【四角の囲み線】 ○又方   屋根裏(やねうら)へ下(さが)りたる煤(すゝ)五分ばかりあつき白(さ)   湯(ゆ)にてのみてよし         衛生易簡方【四角の囲み線】 ○又方   道(みち)に捨(すて)たる破草鞋(やぶれわらち)一そく鼻緒(はなを)の所(ところ)を一寸   ばかり切捨(きりすて)水にて二三 度(ど)洗(あらひ)てのち湯(ゆ)にて   せんじのむべし          事海文山【四角の囲み線】 ○腹痛(はらいたみ)て吐(あげ)も痢(くだし)もせざるには   塩湯(しをゆ)を多(おほ)くのみてよし      本草【四角の囲み線】