翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 49

ページ: 49

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  醋(す)茶碗(ちやわん)に一 盃(はい)塩(しを)五分 入(いれ)煎(せんじ)飲(のみ)てよし 廣利方【四角の囲み線】 ◯又方   五倍子(ふし)《割書:女(おんな)のはくろつくる時(とき)|つくるふしなり》梅干(むめほし)の肉(にく)にこね合(あは)せ酒(さけ)   にて用(もちゆ)てよし            集簡方【四角の囲み線】  ●汗(あせ)《割書:春(はる)秋(あき)冬(ふゆ)のあつくもなき時(とき)何(なに)のゆへもなくて汗(あせ)|出(いつ)るなり》 ◯一 切(さい)の汗(あせ)に用(もちひ)てよし   小麦(こむぎ)黄色(きいろ)に炒(いり)て五分 椒目(さんせうのめ)五分 水(みづ)茶碗(ちやわん)に   一 盃(はい)半(はん)入七 分(ぶ)にせんじ一 夜(や)外(ほか)へ出(いだ)し夜露(よつゆ)に   うたせあたゝめのみてよし       救急方【四角の囲み線】 ◯又方   五倍子(ふし)《割書:女(おんな)のはくろ付(つく)る時(とき)|つくるふしなり》津(つばけ)にてねり臍(へそ)の中(なか)へ   一 盃(はい)入(いれ)紙(かみ)にてふたしてをくへし    集霊【四角の囲み線】 ◯目の覚(さめ)てある時(とき)汗(あせ)出(いつ)るには   糯米(もちごめ)黄色(きいろ)に炒(いり)粉(こ)にして布袋(ぬのぶくろ)に入(いれ)汗(あせ)の出(て)   たる上(うへ)をほと〳〵と打(うつ)べし      道蔵経【四角の囲み線】 ◯盗汗(ねあせ)やまざるには   既(すで)に寝(ねん)と思(おも)ふ時(とき)少し腹(はら)をすけをき焼(やき)   餅(もち)壱つ食(くふ)て湯水(ゆみつ)をのまずして臥(ふ)すべし