翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 51

ページ: 51

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◯狂(きやう)□【乱(らん)】してあがくには   伏龍肝(ぶくりようかん)《割書:かまどの下の灰(はい)の|下のやけつちなり》粉(こ)にして壱匁水   にてのみてよし            千金方【四角の囲み線】 ◯又方   人の屎(くそ)黒焼(くろやけ)にして酒(さけ)にて用(もちゆ)べし   千金方【四角の囲み線】 ◯又方   鉄漿(てつしやう)《割書:女のつくる|はぐろなり》茶碗(ちやわん)に一 盃(はい)用(もちひ)てよし  医綂【四角の囲み線】 ◯笑(わらふ)て昼夜(ちうや)やまずに狂(くるふ)には   塩(しを)壱匁ほどあつくなるほど焼(やき)て河水(かはみづ)にて   一 度(ど)に用(もちゆ)べし痰(たん)を吐(はき)てよし     儒門事親【四角の囲み線】 ◯一 切(さい)の狂気(きやうき)【左ルビ:きちがい】には   鼻(はな)の下(した)の溝(みぞ)の真中(まんなか)に廿 壮(ひ)灸(きう)すれば忽(たちまち)に   正気(しやうき)になる左(ひだり)に図(づ)あり見 合(あはす)べし   医綂【四角の囲み線】     【顔の絵】此所に廿 壮(ひ)           灸(きう)してよし  ●癇(かん) 俗(ぞく)に云(いふ)くつちやみなり ◯癇症(かんしやう)おこりて久(ひさ)しく成(なり)たるは愈(いえ)ぬものなりもし   初(はじめ)て発(おこり)たるには両(りやう)の手の大指(おやゆび)を二本一 所(しよ)によせ