翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 54

ページ: 54

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◯又方   空(そら)に向(むか)ひて【図】如(かくの)_レ此(ごとく)指(ゆび)にて書(かく)へし九龍(きうりよう)   符(ふ)といふ是(これ)なり早速(さつそく)よし    種杏仙方【四角の囲み線】  ●小便濁(せうべんだく) 小便(せうべん)の濁(にご)る病(やまひ)なり ◯小便(せうべん)白く濁(にご)るには   冬瓜(からすうり)【かもうりヵ】の実(み)炒(いり)て粉(こ)にして空心(すきはら)に白湯(さゆ)にて   用(もちひ)てよし            道蔵経方【四角の囲み線】 ◯腎虚(じんきよ)して小便(せうべん)濁(にご)るに   韮(にら)の実(み)炒(いり)粉(こ)にして食前(めしまへ)に酒(さけ)にてのみて   よし               聖恵方【四角の囲み線】  ●遺精(いせい)《割書:寝(ね)て居(ゐ)る内(うち)に精(せい)のもるゝなり|俗(ぞく)にいふもうぞうの事なり》  ◯男女(なんによ)【左ルビ:おとこおんな】ともに夢(ゆめ)を見て精汁(せいじう)泄(もれ)出(いづ)るには   韮(にら)の実(み)生(なま)にて卅 粒(りう)空心(すきはら)に塩湯(しをゆ)にてのむ   べし               蔵器本草【四角の囲み線】 ◯腎虚(じんきよ)して夢(ゆめ)に精(せい)泄(もる)るには   韮(にら)の実(み)弐匁 少(すこ)し炒(いり)て粉(こ)にして食前(めしまへ)   に酒(さけ)にてのみてよし        太平聖恵方【四角の囲み線】 ◯又方