翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 55

ページ: 55

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  山薬(やまのいも)壱匁 葱白(ひともじのしろみ)五分 塩(しを)少(すこし)已上(へじやう)三 色(いろ)酒(さけ)の   中(なか)に入(いれ)よく煮(にえ)たる時(とき)酒(さけ)ともに飲(のみ)てよし    赤水玄珠【四角の囲み線】  ●淋病(りんべう) ◯熱淋(ねつりん)《割書:腹(はら)の中(うち)にねつありて|淋病(りんべう)になりたるなり》血淋(けつりん)《割書:小便(せうべん)に血(ち)出(いで)て渋痛(しぶりいたむ)|なり痛(いたみ)なきは尿血(にようけつ)なり》には   赤小豆(あづき)三分 炒(いり)粉(こ)にして葱(ひともじ)一 本(ほん)酒(さけ)の中(なか)に   入(いれ)煮爛(にたゞら)かしのみてよし             修真秘旨【四角の囲み線】 ◯急淋(きうりん)陰(まへ)腫(はれたる)たるには   葱(ひともじ)煨(あぶり)杵(つき)爛(たゞら)かして臍(へそ)の上(うへ)に付(つけ)てよし     外臺【四角の囲み線】 ◯小便(せうべん)渋(しぶり)痛(いたむ)には   葱白(ひともじのしろみ)皮(かは)赤(あかき)を一寸 切(きり)て臍(へそ)の上(うへ)にをきて七(なゝ)   壮(ひ)灸(きう)してよし                 経験方【四角の囲み線】 ◯石淋(せきりん)には 小便(せうべん)の中(なか)より砂(すな)のごとくなる物(もの)いづるなり   浮石(かるいし)粉(こ)にして水(みづ)醋(す)等分(とうぶん)に入(いれ)つねのごとく   せんじ用(もちひ)てよし                傳心適用法【四角の囲み線】 ◯又方   乱髪(らんばつ)【左ルビ:かみのおち】黒焼(くろやき)にして水(みづ)にて用(もちひ)てよし  肘後方【四角の囲み線】 ◯血淋(けつりん)には   竹筎(ちくじよ)《割書:竹(たけ)の青(あを)き皮(かは)をけづり捨(すて)|うす青(あを)き所(ところ)をけつりたる也》五匁 水(みづ)茶碗(ちやわん)に