翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 59

ページ: 59

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  鯽(ふな)を煮(に)て食(くひ)てよし          食医心鑑【四角の囲み線】 ◯又方   榧(かや)の実(み)つねに食(くひ)てよし        経験方【四角の囲み線】  ●脱肛(だつこう) 尻(しり)の穴(あな)はれ出(いで)痛(いたむ)病(やまひ)なり ◯脱肛(だつこう)痛(いたみ)甚(はなはだ)しきには   梁上塵(りやうしやうぢん)《割書:やねの下(した)の桁(けた)の|上(うへ)のほこりなり》鼠屎(ねずみのふん)二 色(いろ)を火(ひ)に   焼(たき)薫(くん)【左ルビ:ふすべ】じてよし   済急方【四角の囲み線】 ◯又方   石灰(いしばい)熱(あつ)く焼(やき)絹(きぬ)につゝみ其(その)上(うへ)に座(ざ)して   よし冷(ひゆ)れば度(たび)〳〵あたゝめかへてよし  聖恵方【四角の囲み線】 ◯又方   五倍子(ふし)《割書:女(おんな)のはぐろつくる時(とき)|つくるふしなり》百草霜(なべすみ)等分(とうぶん)粉(こ)にし   て醋(す)にてとき鳥(とり)の羽(は)にていたむところへ   つけてよし               普済方【四角の囲み線】 ◯痢病(りべう)わづらひて脱肛(たつこう)出(いで)たるには   塩([し]を)をあつく炒(いり)て絹(きぬ)につゝみそのうへに座(ざ)し   てよし                 肘後方【四角の囲み線】  ●虫症(ちうしやう) むし腹(はら)の事なり