翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 72

ページ: 72

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  胡麻(ごま)香色(かういろ)に炒(いり)粉(こ)にして温酒(あたゝめざけ)或(あるい)は生姜(しやうが)   湯(ゆ)にてのみてよし           千金方【四角の囲み線】 ◯又方   黒大豆(くろまめ)五 合(がう)水(みづ)にて煮(に)あつくなりたる時(とき)袋(ふくろ)   に入(いれ)痛所(いたむところ)にあてゝ熨(のし)てよし     延年秘録【四角の囲み線】 ◯腰(こし)背(せなか)腫(はれ)て痛(いたむ)には   芥子粉(からしのこ)酒(さけ)にてとき貼(つけ)てよし      摘玄方【四角の囲み線】 ◯何(なに)ともしれず腰(こし)痛(いたむ)には   香油(かうゆ)《割書:胡麻(ごま)の油(あふら)なり|》少(すこ)し飲(のみ)てよし    南史【四角の囲み線】 ◯懐妊(くはいにん)の女(おんな)腰(こし)痛(いたむ)には   大豆(まめ)酒(さけ)にて煮(に)て空心(すきはら)にのみてよし  心鑑【四角の囲み線】  ●疝気(せんき) ◯一 切(さい)の疝気(せんき)に   塩(しを)なるぼと【注】熱(あつく)く炒(いり)絹(きぬ)につゝみ痛所(いたむところ)を   熨(のし)てよし              玉機徴義 【四角の囲み線】 【注 筆者の濁点の打ち間違いと思われる。「なるほど」=出来るだけ】 ◯又方   葱白(ひともしのしろみ)一握(ひとにきり)泥(どろ)のごとく杵(つき)くだき臍(へそ)のうへに   をきて其(その)上(うへ)に灸(きう)してよし      玉機徴義【四角の囲み線】