翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 73

ページ: 73

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◯疝気(せんき)発(おこ)りて心(むね)腹(はら)腰(こし)痛(いたむ)には   胡桃(くるみ)黒焼(くろやき)にして酒(さけ)にてのみてよし      本草【四角の囲み線】 ◯疝気(せんき)腰(こし)痛(いたむ)には   雞子(たまご)の黄(き)なる所(ところ)を白湯(さゆ)にたてゝ飲(のみ)てよし  本草【四角の囲み線】 ◯又方   赤小豆(あづき)せんじのみてよし又 煮(に)て食(くひ)て  もよし                     本草【四角の囲み線】 ◯常(つね)に疝気(せんき)ある人女に会(あひ)て陰嚢(いんのう)【左ルビ:ふぐり】へさしこみ   痛(いたみ)はなはだしく死(しなん)とするには   竹筎(ちくじよ)《割書:竹(たけ)の青(あを)き皮(かは)をけつりすて|うす青(あを)き所(ところ)をけづりたるなり》弐匁水にてせんじ   のみてよし                  医学入門【四角の囲み線】 ◯小児(せうに)の疝気(せんき)には   胡桃(くるみ)せんじのみてよし             本草【四角の囲み線】 婦人門  ●経閉(けい[へ]い) 月水(ぐはつす[い])【注】の通(つう)ぜさる事なり ◯経水(けいすい)通(つう)ぜず二三 箇月(がつき)になりても通(つう)ぜざるには   牛房(ごぼう)を細(こまか)に剉(きさみ)てむし袋(ふくろ)に入 酒(さけ)の中に五日 【注 月経は「月水」とも書き「がっすい」・「げっすい」とも言います。ここでは「月」の振り仮名が3文字に見え、2文字目が「け」ではなく「ハ(は)」ですので「ぐはつ」ではないかと思います。ただ濁点の位置がずれていますが。】