翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 77

ページ: 77

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◯又方   鯉(こい)を煮(に)て食(くひ)てよし            種杏仙方【四角の囲み線】 ◯子(こ)堕(おりん)として血(ち)下(くだ)るには   五倍子(ふし)《割書:女のはぐろつくるとき|つくるふしなり》弐匁 酒(さけ)にてのみ   てよし                  朱氏集験方【四角の囲み線】 ◯懐妊(くはいにん)八九 箇月(かつき)のころ腹(はら)の内(うち)動(うごき)て子 生(うま)れんと  するには   梁上塵(りやうしやうぢん)《割書:やねの下の 桁(けた)の上の|ほこりなり》釜底墨(ふていぼく)《割書:釜(かま)の底(そこ)の|すみなり》   酒(さけ)にてのみてよし            本草【四角の囲み線】 ◯胎(こ)おりやすく一人(ひとり)も二人(ふたり)もおりたるあとに  懐妊(くはいにん)して又 堕胎(こおり)そうにて腹(はら)心(こゝろ)あしきには   赤小豆(あづき)壱匁 粉(こ)にして酒(さけ)にて用(もちゆ)べし   千金方【四角の囲み線】 ◯横産(よこご)或(あるい)は逆産(さかご)に生(むま)れんとするには   伏龍肝(ぶくりやうかん)《割書:かまどの下(した)の灰(はい)の下の|やけ土なり》壱匁粉にして   酒(さけ)にてとき母の臍(へそ)の中につけてよし   救急方【四角の囲み線】 ◯逆子(さかご)にむまれんとするには   手の中指(たか〳〵ゆび)に釜(かま)のうらの墨(すみ)をあつくつけて   生るゝ子(こ)の足(あし)のうらにつくれば平産(へいさん)す 千金方【四角の囲み線】