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◯又方
鯉(こい)を煮(に)て食(くひ)てよし 種杏仙方【四角の囲み線】
◯子(こ)堕(おりん)として血(ち)下(くだ)るには
五倍子(ふし)《割書:女のはぐろつくるとき|つくるふしなり》弐匁 酒(さけ)にてのみ
てよし 朱氏集験方【四角の囲み線】
◯懐妊(くはいにん)八九 箇月(かつき)のころ腹(はら)の内(うち)動(うごき)て子 生(うま)れんと
するには
梁上塵(りやうしやうぢん)《割書:やねの下の 桁(けた)の上の|ほこりなり》釜底墨(ふていぼく)《割書:釜(かま)の底(そこ)の|すみなり》
酒(さけ)にてのみてよし 本草【四角の囲み線】
◯胎(こ)おりやすく一人(ひとり)も二人(ふたり)もおりたるあとに
懐妊(くはいにん)して又 堕胎(こおり)そうにて腹(はら)心(こゝろ)あしきには
赤小豆(あづき)壱匁 粉(こ)にして酒(さけ)にて用(もちゆ)べし 千金方【四角の囲み線】
◯横産(よこご)或(あるい)は逆産(さかご)に生(むま)れんとするには
伏龍肝(ぶくりやうかん)《割書:かまどの下(した)の灰(はい)の下の|やけ土なり》壱匁粉にして
酒(さけ)にてとき母の臍(へそ)の中につけてよし 救急方【四角の囲み線】
◯逆子(さかご)にむまれんとするには
手の中指(たか〳〵ゆび)に釜(かま)のうらの墨(すみ)をあつくつけて
生るゝ子(こ)の足(あし)のうらにつくれば平産(へいさん)す 千金方【四角の囲み線】