翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 82

ページ: 82

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◯女の前しきりに痒(かゆき)には   蒜(にんにく)水(みづ)にてせんじ其(その)せんじしるにてたび   たびあらひてよし            医綂【四角の囲み線】 ◯女 男(おとこ)に会(あふ)度(たび)に前(まへ)より血(ち)出(いづ)るには   五倍子(ふし)《割書:女のはぐろつくる時(とき)|つくるふしなり》つけてよし    熊氏【四角の囲み線】 ◯女の前(まへ)広(ひろく)て中(なか)冷(ひゆ)るには   硫黄(いわう)《割書:つけ木(ぎ)の青(あを)き|くすりなり》せんじ洗(あらひ)てよし    心傳方【四角の囲み線】 小児門  ●初生(しよせい) 生(うま)れ出たる時(とき)なり ◯小児(せうに)生(うま)れ落(おち)たる時(とき)胎毒(たいどく)を下(くだ)すには   胡麻(ごま)生(なま)にてよく嚼(かみ)爛(たゞら)かし絹(きぬ)につゝみて児(こ)の   口に入 乳(ち)のごとく吸(すは)しむれば胎毒(たいどく)下りて   よし                 外臺【四角の囲み線】  ●不乳(ふにう) 生(うま)れ子の乳(ち)にのみつかぬ事なり ◯小児(せうに)生(うま)れて乳(ち)をのまざるには   葱白(ひともじのしろみ)一寸四ツに割(わり)乳(ち)を少し入よくせんじ