翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 83

ページ: 83

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  其(その)乳(ち)を用(もちゆ)へし           全幼心鑑【四角の囲み線】  ●不尿(ふによう) 生れ子 小便(せうべん)せざる事なり ◯小児(せうに)生れ出て尿(ゆばり)せざるには   葱白(ひともしのしろみ)一寸四ツに割(わり)て乳(ち)を少し入せんじて其(その)   乳(ち)をもちゆべし           全幼心鑑【四角の囲み線】  ●大小便(だいせうべん)不通(ふつう) ◯生れ子(ご)大小便(だいせうべん)せざるには   婦人(おんな)口(くち)をよく洗(あらひ)て其(その)生れ子の心(むね)と両(りやう)の手の中   と両(りやう)の足(あし)のうらとを吸(すふ)べし     幼幼新書【四角の囲み線】  ●撮口(さつこう) 口(くち)を閉(とち)啼声(なくこえ)出(いて)ざるなり ◯小児(せうに)生れて七 夜(や)が中に啼声(なくこえ)出(いで)ず唇(くちびる)青(あを)く乳(ち)をのみ  かぬるには   塩(しを)を臍(へそ)の中に入 其(その)上に灸(きう)してよし  子母秘録【四角の囲み線】  ●臍風(さいふう) 臍(へそ)より風引たる病(やまひ)なり撮口(さつこう)と似たる病なり ◯臍(へそ)より風(かぜ)引て乳(ち)をのみかぬるには   艾(もぐさ)黒焼(くろやき)にして臍(へそ)の中ヘ一はいに入 紙(かみ)にてふた   してをくべし             集簡方【四角の囲み線】  ●臍瘡(さいさう) 臍(へそ)より汁出るなり