翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 91

ページ: 91

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◯又方   小麦(こむぎ)黒焼(くろやき)にして鉄(てつ)の物にておして油(あぶら)を   出しすりつけてよし           医学正傳【四角の囲み線】 ◯又方   布切(ぬのきれ)を板の上に四 方(ほう)を針(くぎ)【釘】にて打付(うちつけ)硫黄(いわう)を   《割書:つけ木の青き|くすりなり》粉にして雞子清(たまごのうはずみ)にてこねて彼(かの)   布切(ぬのぎれ)にすりつけ布切(ぬのきれ)縮(ちゝま)ざるやうにして乾(ほし)付   をき癜風(なまづ)の上を度〳〵こすりてよし    医綂【四角の囲み線】 ◯又方   硫黄(いわう)《割書:つけ木の青きくすりなり|》粉にして生姜(しやうが)のし   ぼり汁(しる)にてつけてよし          癘瘍機要【四角の囲み線】  ●厲風(れいふう) 癩病(らいべう)なり俗(ぞく)に云さんびやうかつたいの事なり ◯癩病(かつたい)爛(たゞれ)てしめり汁(しる)出るには   五倍子(ふし)《割書:女のはぐろつくるとき|つくるふしなり》唾(つはけ)にてこねて付べし 普済方【四角の囲み線】 ◯又方   生(なま)の竹の筒(つゝ)十(とを)に黒大豆(くろまめ)を一 盃(はい)につめ又 生(なま)の   竹の筒(つゝ)に乱髪(らんはつ)《割書:かみのおちなり|》一はいつめて稿(わら)の火   にてたけば生(なま)竹より汁(しる)出るなり其(その)汁(しる)を盆(ほん)