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コレクション: コレクション3

広益秘事大全 3巻. [3] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [3] - ページ 10

ページ: 10

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【枠外】 広益秘事大全 【右丁頭書】 ○かはらけ色は右すゝたけ染 をうすくしてそむる也 ○柳(やなぎ)すゝ竹は下地を薄浅黄(うすあさぎ) にそめ其上をかりやすのせんじ 汁にて一へんそめその上を同 し汁に明(みやう)ばん少し加へてとむる ○蘓枋(すはう)染はよきすはうを能(よく) せんじ唐(から)の明礬(みやうばん)を合せそむ べし染しるのさめざる内にそめ よき天気(てんき)にほせば色よし若(もし) 冷(ひえ)たる時は銅鍋(あかゞねなべ)又は土鍋(つちなべ)にて あたゝめてそむべし鉄鍋(てつなべ)にては 色わろし ○黒とび色は蘓木(すはう)の煎汁(せんじしる) にて二へんそめその上を楊梅皮(やまもゝかは) の汁にて二へんそめ又すはう にて三へんそめ椿(つばき)の灰汁(あく)にて 【左丁頭書】 とめ鉄漿(かね)をかくる也ろうはを かくるもよろし ○黄茶(きちや)は山もゝの皮にて二返(にへん) そめその上を椿(つばき)のあくにて とむるなり ○からちやは下地をすはうの 汁にて一へんそめ其上を山もゝ の皮にて二へんそめ椿(つばき)の灰汁(あく) 【挿絵】 【右丁本文】 にて飲(のま)すべし又 髪毛(かみのけ)の油(あぶら)をおとして一にぎり 火(ひ)に焼(やき)て灰(はい)とし百草霜(なべずみ)一匁 木綿(きわた)一匁 焼(やき)て灰(はい) とし酒(さけ)にて飲(のむ)べし  ○赤子(あかご)の生(うま)れてやがて死(し)するを救(すく)ふ薬 一 初生子(むまれご)速(すぐ)に死(し)するものあり急(きふ)に小児(せうに)の口(こう) 中(ちう)を見るべしひこの前(まへ)上(うは)あごにふくれたる物 石榴子(ざくろのみ)の如きあらば指(ゆび)にてつまみ破(やぶ)り悪(わる) 血(ち)を出し布(ぬの)を以てぬぐひ其後(そのあと)へ髪毛(かみのけ)の 黒焼(くろやき)をふりかくべしわる血(ち)小児(せうに)の喉(のど)へ入れば たちまち死(し)する也  ○陰門(まへ)はれたる時の薬 一 唯(ただ)何(なに)となく陰門(まへ)のはれたるには馬鞭(ばべん)桃仁(とうにん) 等分(とうぶん)にしてすりあはせ付べし奇妙(きめう)に治(ぢ)す 【左丁本文】  ○陰門(まへ)かゆき時の薬 一 陰門(いんもん)のうちしきりにかゆきことあるは虫(むし)の くらふなりこれをあ洗(あら)ふ薬は  防風(ばうふう)《割書:三分》 大戟(だいげき)《割書:二分》 艾葉(よもぎのは)《割書:五分》 蓮房(れんばう)《割書:三分》 右せんじてあらふべし若(もし)中(なか)やぶるゝ事あらば  杏仁(きやうにん) 硫黄(いわう) 麝香(じやかう) 三味等分にして綿(わた)に つゝみ陰門(いんもん)の中へいれおくべし又たゞかゆき には蒜(にゝく)一味 水(みづ)にてせんじ度々(たび〳〵)あらふべしまた 胡麻(ごま)一味かみたゞらして付るも妙なり  ○男(をとこ)にあふごとに陰門(まへ)より血(ち)の出る薬 一 婦人(をんな)によりて交合(かうがふ)するごとに血(ち)出るあり 五倍子(ふしのこ)一味つけてよし又 陰門(まへ)しまりなく 中 冷(ひゆ)るは硫黄(いわう)をせんじて洗(あら)ふべし