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コレクション: コレクション3

広益秘事大全 3巻. [3] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [3] - ページ 13

ページ: 13

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【枠外】 広益秘事大全 【右丁頭書】 萬(よろづ)しみ物(もの)おとしの方(はう) ○梅雨(つゆ)のうちなどに衣服(いふく)かび て色の付たるは冬瓜(かもうり)の汁に浸(ひた) し洗(あら)ふべし跡(あと)なくおつる也また 枇杷(びは)の核(さね)をくだき粉(こ)にして あらへばかびおのづからさるなり 又 梅(むめ)の葉(は)をせんじあらふも よし ○衣服(いふく)に墨(すみ)のつきたるには こくねりたる膠(にかは)をぬりて乾(かわ)き たる時其にかはをとれば墨(すみ)は 膠(にかは)につきておつるなり又 白朮(びやくじゆつ) のせんじ汁或は半夏(はんげ)の煎汁(せんじしる) 米酢(こめす)をせんじてあらふもよし 又方 口中(こうちう)に塩(しほ)少し入水をふく みて黒(くろ)みたる処をふくみあらふ 【左丁頭書】 また杏仁(きやうにん)をかみくだきて洗(あら)ふ もよし又 棗(なつめ)をかみてすり付 冷水(ひやみづ)を以て洗(あら)ふ或は飯(めし)をすり つけてあらふ尤(もつとも)妙(めう)なり又方 杏仁(きやうにん)茶子(ちやのみ)等分(とうぶん)細末(さいまつ)にし汚(けが)れ たる處にふりかけ熱湯(にえゆ)を以て 洗(あら)ひおとしてよしまた天南星(てんなんしやう) の新(しん)に取たるをもつて墨(すみ)の上 をしきりにすれば墨(すみ)じねんと おつるなり ○衣(きぬ)に油(あぶら)のつきたるには若竹(またけ)の 虫(むし)くそをひねりかけ紙(かみ)をへだ てゝ火のしをかくべし火つよき はよろしからず又 石膏(せきかう)を焼(やき)て くだき粉(こ)にしてふるひかけ重(おも)き 物をおしにかけ一夜(いちや)おくときは 油気(あぶらけ)なくなる也 新石灰(しんいしばひ)もよし 【右丁本文】 一 木龞子(もくべつし) 五倍子(ごばいし)《割書:各等分》粉(こ)にしてひねり かけてよし痛(いた)み堪(たへ)がたきときは梓(あづさ)桐(きり)の枝(えだ) 葉(は)ともに煎湯(せんたう)にして洗(あら)ひてよし又方 稀薟草(きれんさう) 蓮根(れんこん)を煎(せん)じてよく〳〵あらへば いゆること妙なり又方 一 蓮(はす)の花(はな)のしべをとりて陰干(かげぼし)にして貯(たくは)へ置 日に三度ほど呑(のむ)べし年(とし)久(ひさ)しき痔疾(じしつ)にても 愈(いゆ)ること奇妙(きめう)なり又 鶏(にはとり)の糞(ふん)を水にて せんじ用るもよし  ○疥癬(ひぜん)の薬 一 雷丸(らいぐわん)《割書:十五匁》生脳(しやうのう)《割書:四匁》明礬(みやうばん)《割書:四匁》水銀《割書:一匁》  胡桃(くるみ)《割書:五ッ》朝倉山椒(あさくらさんしやう)《割書:廿五粒》 右いづれもよく合(あは)せつぎにつゝみひぜんに摺(すり) 【左丁本文】 【挿絵】 つくるなり七日のうちにいゆる事妙なり又 苦参(くしん)一両せんぶり少しをよくせんじひぜん を洗(あら)ひて湯(ゆ)の花《割書:温泉(いでゆ)より|いづるもの也》をすり付 布(ぬの)ぎれに て包(つゝ)みおきむしてよし鍋(なべ)をあたゝめ置て さめぬやうにしてよろし又 何首烏(かしゆう)艾(よもき) 葉(のは)等分(とうぶん)水(みづ)にてせんじあらふべし又 青蒿(かはらよもぎ)