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コレクション: コレクション3

広益秘事大全 3巻. [3] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [3] - ページ 14

ページ: 14

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【枠外】 広益秘事大全 【右丁頭書】 又/海蘿(ふのり)をときてみそ汁にて せんじあらふ又/蕎麦粉(そばのこ)を上 下にしき紙(かみ)をへだてゝのすべし 或はにえ湯(ゆ)に紫蘇(しそ)をいれて あらひ又は小麦粉(こむぎのこ)を水にとき てぬればおつるなり 何にても水に入がたき物に油(あぶら) の付たるは滑石(くわつせき)の粉(こ)をその上に ふりかけ又其上に紙(かみ)を敷(しき)て 火のしにて幾度(いくたび)ものすべし 木綿(もめん)に油付たるは小麦(こむぎ)の粉に て右のごとくすべし又/滑石(くわつせき)と 天花粉(てんくわふん)との細末(さいまつ)を汚(けが)れたる 処をあぶりてかけふるひおとし てもよし度々(たび〳〵)すればあとなく おつるなり ○蝋(らう)のつきたるには熱灰(あつはひ)を紙(かみ)に 【左丁頭書】 つゝみてのすべし少しばかりの 事ならばやけ火箸(ひばし)にてあぶりて ふきとるべし ○衣類(いるい)に黄泥(あかどろ)のつきたるには 生姜(しやうが)をおろししぼり汁を取(とり) あらふべし ○同/絵具(ゑのぐ)のつきたるは杏仁(きやうにん)を かみくだきてぬりつけ水(みづ)を(もつ)以て 【挿絵】 【右丁本文】 の実(み)をせんじて洗ふもよし又/胡麻(ごま)をかみ たゞらしてすり付るもよしまた硫黄(いわう)の末(まつ) を玉子(たまご)にまぜせんじつめ胡麻油(ごまあぶら)にてとき つけてよし  ○薬湯(くすりゆ)の方 一/艾葉(よもぎのは)《割書:十匁》 肝木(かんぼく)《割書:十匁》 二味/袋(ふくろ)にいれよく せんじ居風呂(すゑふろ)にして洗(あら)ふべし男の疝気(せんき) 女の帯下(こしけ)腰(こし)膝(ひざ)のいたみ打身(うちみ)等によし  ○雀薬(すゝめくすり)の方 一/寒雀(かんすゞめ)《割書:二十羽》 氷砂糖(こほりざたう)《割書:一斤》 古酒(こしゆ)《割書:一升》 右三味 炭火(すみび)にかけとろ〳〵とせんじつめ飴(あめ)のごとく なりし時上おきて少しづゝ服用(ふくよう)すべし第一 腎精(じんせい)をまし気力(きりよく)をつよくす 【左丁本文】  ○疥癬湯(ひぜんゆ)薬 一/大黄(だいわう) 當皈(たうき)《割書:各十銭》  前胡(ぜんこ) 蒼朮(さうしゆつ) 厚朴(ろうぼく)  羗活(きやうくわつ) 山皈来(さんきらい)《割書:各五銭》 桂枝(けいし)《割書:四銭》 忍冬(にんどう)《割書:廿五銭》  湯花(たうくわ)《割書:六十銭》 紫蘇(しそ)《割書:十五銭》 芍薬(しやくやく)《割書:四十銭》 右こまかに剉(きざ)み二ッに分/布袋(ぬのふくろ)にいれ居風呂(すゑふろ) にいれあつき時もみ出し第(だい)四る【日ヵ】めに薬(くすり)を入かへ 七日/浴(よく)すべしひせんをおひ出してさつそく 直るなりすべて疥癬(ひぜん)は附薬(つけぐすり)にてはおひ込 ことありよく出して後に薬湯(くすりゆ)に入べし 又/鼠(ねずみ)の黒焼(くろやき)を服(ふく)すれば大に腫物(しゆもつ)をおひ 出して早くなほる也鼠(ねずみ)をやきて喰(くら)ふはいよ〳〵 よろし  ○陰癬(いんきん)の妙薬 【枠外】 広益秘事大全      六十二