キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

切支丹御退治記 49巻. [7] - 翻刻

切支丹御退治記 49巻. [7] - ページ 91

ページ: 91

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 原忍得す本丸江引退く之処道にて悉是を討  取本丸之石壁高さ三間半四間有之て急に難  乗其夜は城中に陣取翌未明鑓梯を以て石垣  江打懸乗しとす爰に黒田美作下知して乗へ  からすと云時に黒田忠之晴而昨夕にも可乗  を延す事無念な連何茂乗連よと下知しゐふ  美作云は忠之若くして知ら津扁りらす不可  乗与云て諸人押江希連は忠之弥呵忍兼歯か  みをして日来思たるゟ相違成鳴呼之者也我  も可乗汝も乗連よ古は兎もあれ今日者億し  たるなと悪口して下知せら連希連は美作申  は殿は何迚さまて決を不被知哉各乗たれは  曲事成迚呵か留希連はさしもの勇々敷忠之  之下知にも家中之者不付且美作口を守て扣  能時節を見合美作乗れよと云つ連は忠之は  勇み進て下知せら連家中一流に勇みに勇待  懸る故一面に梯江上り石垣を伝江大勢一度  に乗込を免き呼んて攻戦希連は少も多るま  す本丸江乗込与云々此時細川忠利黒田忠之  敵を多て狭て鉄炮を放ち希連は味方斗可有