翻刻!料理本の世界

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西洋/料理新書 - 翻刻

西洋/料理新書 - ページ 10

ページ: 10

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  寒(さむ)さを初度(しよど)として湯(ゆ)の沸上(わきあが)る熱(あつ)さを   百度(ひやくど)とし其(その)間(あいた)に度目(どもく)百(ひやく)を刻(きざ)みたり 烘竈(こうさう) 竈(かまど)の内(うち)に火(ひ)を焚(た)き十分(じふぶん)熱(ねつ)せしめ火(ひ)   を去(さ)りて迹(あと)の火気(くわき)にて物(もの)を蒸(む)し焼(や)き   にするを云(いふ) 燥室(さうしつ)  一室(いつしつ)を密閉(みつへい)して内(うち)を温(あたヽ)め其(その)内(うち)にて   物(もの)を燥(かはか)すを云(いふ) □菜(てんさい) 和名(わみやう)トウヂサと云(いふ)此(この)書(しよ)に載(の)する者(もの)   は其(その)根(ね)を云(いふ)甘(あま)くして砂糖(さたう)を製(せい)すべき   菜(な)なり 乾烘蒸餅(かんこうじようべい) 煎餅(せんべい)の如(ごと)く硬(かた)く烘(や)きたる蒸餅(ぱん)   を曰(い)ふこれ一年余(いちねんよ)も貯(たくは)ふべき者(もの)なり 舎利別(しやりべつ) 元(もと)果実類(くわじつるい)を煮(に)て濃(こ)くなりたる汁(しる)   を曰(い)ふ多(をほ)くは砂糖(さたう)又(また)密(みつ)を和(くわ)して煮(に)つ   めて粘(ねば)る位(くらい)に至(いた)るを云(いふ)なり 瓦斯(がす) 空気(くうき)の義(ぎ)なり大気(たいき)の外(ほか)種々(しゆ〴〵)なる空(くう)   気(き)の類(るい)を云(いふ)なり 木醋(ぼくさく) 松(まつ)の木(き)抔(など)の脂(やに)多(おほ)き木(き)を火餾(くわりう)《割書:下(しも)に詳(つまびらか)|なり》