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西洋/料理新書 - 翻刻

西洋/料理新書 - ページ 32

ページ: 32

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に烘(や)くなりこれに由(より)て乾烘蒸餅(かんこうじようべい)三ポンド 《割書:同|上》を得(う)べし其後(そののち)或人(あるひと)其(その)煎熬(せんがう)の滓肉(さにく)と骨(ほね)と を再(ふたヽ)び煎熬(せんがう)し更(さら)に肉汁(にくじふ)を得(ゑ)て尚(なを)一(いつ)ポンド 《割書:我(わか)二百六(にひやくろく)|十六匁(しふろくもんめ)》を製(せい)し得(ゑ)たり 肉製乾烘蒸餅(にくせいかんこうしようべい)は肉羹(にくかう)を作(つく)るの代用(だいよう)に供(きよう)す る者(もの)なり則(すなはち)用(もち)ゆるに方(あたり)てこれを砕(くだ)き末(まつ)と なし塩(しを)と胡椒(こせう)を加(くわ)へこれを煮(に)れば則(すなはち)肉羹(にくかう) と為(な)るなり此(かく)の如(ごと)く製(せい)せる者(もの)は養分(やうぶん)甚(はなは)だ 多(おほ)くして僅(わず)かに十二(しふに)ロード《割書:和蘭量(わらんりやう)我(わか)三(さん)|百十九匁(ひやくしふくもんめ)》に して一人(いちにん)一日(いちにち)の食料(しよくれう)に充(み)つべし 第二 塩類(ゑんるい)を水(みづ)に飽和(はうくわ)せしめて貯(たくは)ふるの法(はふ) 甲 塩蔵(ゑんさう) 通常(つうじやう)の諸法(しよはふ) 其(その)法(はふ)簡単(かんたん)にして唯(たヾ) 食塩(しよくえん)を以(もつて)肉(にく)に擦入(さつにふ)し次(つぎ)に許多(きよた)の食塩(しよくゑん)を肉(にく) 面(めん)に撒布(さつぶ)し一二日(いちににち)を経(へ)て石(いし)を以(もつて)これを厭(を) し或(あるひ)は扛桿(こうかん)【左ルビ「シメギ」】を以(もつて)これを搾(さ)【左ルビ「シメ」】し再(ふたヽ)び食塩(しよくゑん)を擦(さつ) 入(にう)し又(また)これを撒布(さつぶ)し桶(おけ)に入(い)れ擦出(さしゆつ)するの 塩汁(ゑんじふ)を煎熬蒸騰(せんがうじようとう)して其(その)半量(はんりやう)に至(いた)り将(まさ)に久(ひさ) しく貯(たくわへ)んと欲(ほつ)するの肉(にく)を此内(このうち)に浸漬(しんし)し更(さら)