翻刻!料理本の世界

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西洋/料理新書 - 翻刻

西洋/料理新書 - ページ 38

ページ: 38

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為(な)したる者(もの)にして殊(こと)に仏蘭西(ふらんす)の海軍(かいぐん)に於(おい) て大(おほひ)にこれを賞用(しやうよう)せり其(その)持久(じきう)の力(ちから)能(よく)く一(いち) 年(ねん)より一年半(いちねんはん)を保(たもち)て気味(きみ)の変(へん)なきを証(しよう)せ り 彼此(ひし)大小(たいせう)の諸筒中法(しよとうちうはふ)の如(ごと)く貯(たくは)ふる所(ところ)の肉(にく) 羹(かう)若(も)し腐敗(ふはい)するときはこれが鑞封(らふほう)を発(はつ)す ることなく外面(ぐわいめん)よりこれを察(さつ)することを 得(ゑ)たりこれ筒内(とうない)瓦斯(がす)を発生(はつせい)するに由(よ)り平(へい) 扁(へん)の筒底(とうてい)膨張(はうちやう)して穹形(きうけい)を為(な)すべしこれ腐(ふ) 敗(はい)の確徴(かくちよう)なり小(せう)なる食品(しよくひん)を貯(たくは)ふるにはた とへば豌豆(えんどう)大豆(だいづ)の如(こと)きはこれを玻瓈瓶(はりへい)に 盛(も)りキュルクを以(もつて)よく栓閉(せんへい)固封(こほう)して施氏(せし)の百(ひやく) 度(ど)より高(たか)からざる熱湯(ねつたう)若(もし)くは蒸気中(じようきちう)に置(お) き冷定(れいてい)し貯(たくは)ふべし 湯中(たうちう)に於(おい)て玻瓈瓶(はりへい)の逬裂(へいれつ)するを護(ご)するが 為(ため)に重複(ちようふく)せる底(そこ)ある釜(かま)に於(おい)てすべし其(その)上(うえ) なる底(そこ)には許多(きよた)の孔(あな)を穿(うが)つべし又(また)瓶(へい)を各(かく) 々(〳〵)綿布(めんふ)の小袋(こふくろ)に盛(も)りて其(その)上(うへ)に幷(なら)べ置(お)き然(しか)