翻刻!料理本の世界

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西洋/料理新書 - 翻刻

西洋/料理新書 - ページ 41

ページ: 41

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大抵(たいてい)半時(はんじ)にしてキュルクを以(もつて)栓定(せんてい)すこれに 用(もち)ゆるのキュルクは上好(じやうかう)にして木質(ぼくしつ)の実塞(じつそく) せる品(しな)を撰(えら)び用(もち)ゆべし栓定(せんてい)の後(のち)は溶蝋中(ようらふちう) に没(ぼつ)して毫厘(かうりん)の気も通(つう)ずることなからし むべし今(いま)瓶(へい)を沸湯中(ふつたうちう)に置(お)けば没在(ぼつざい)するの 間(あひだ)瓶中(へいちう)に充塞(じうそく)する食品(しよくひん)より昇発(しようはつ)するの蒸(じよう) 気(き)線形(せんけい)を為(な)して絶(た)へず流洩(りうえい)し去(さ)る其時(そのとき)速(すみやか) に湯中(たうちう)より出(いだ)し直(たヾち)に塞栓榨具下(そくせんさぐか)に致(いた)し鉄(てつ) 葉筧(ゑふけん)を抜(ぬ)き去(さ)り強(つよ)く瓶口内(へいこうない)に圧入(あつにふ)し然(しか)る 後(のち)漸々(ぜん〳〵)これを放冷(はうれい)すべし 肉羹(にくかう)を貯(たくは)ふるにも右(みぎ)の法(はふ)を用(もち)ゆべし然(しか)れ どもこれには瓶口(へいこう)の闊大(くわつたい)なる者(もの)を用(もち)ひざ るべからず然(しか)れはこれを塞(ふさ)ぐに巨大(きよだい)のキュ ルクを要(やう)すべし然(しか)るに此(かく)の如(こと)き巨大(きよだい)の品(しな) を得(う)ること難(かた)し 卵(たまご)を貯(たくは)ふるに諸方(しよはう)あり皆(みな)外気(ぐわいき)の侵入(しんにふ)を拒(きよ) 絶(ぜつ)するの方(はう)に外(ほか)ならず是(こ)れ卵殻(らんこく)は無数(むすう)の 気孔(きこう)あるや以(もつて)外気(くわいき)これよりして侵入(しんにふ)し其(その)