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西洋/料理新書 - 翻刻

西洋/料理新書 - ページ 43

ページ: 43

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其(その)熱(ねつ)に乗(じよう)して溶解(ようかい)せる稠厚(てうこう)なる護母(ごむ)を以(もつて) 塗(ぬ)るべしこれにはゴムの十分(しうぶん)乾燥(かんさう)し且(かつ)亀(きん) 裂(れつ)することを拒(ふせ)く為(ため)に沙糖(さたう)舎利別(しやりべつ)を少々(せう〳〵) 加(くわ)ふべし而(しかふ)して乾(かは)ける後(のち)に炭末中(たんまつちう)に貯(たくは)ふ べし 第五 防腐(ばうふ)諸品(しよひん)用法(ようはふ) これ已(すで)に上(うえ)に論(ろん)ぜし如(ごと)く防腐分(ばうふぶん)を第一(だいいち)と すこれ煙分中(ゑんぶんちう)或(あるひ)は木醋(ぼくさく)の内(うち)に存(そん)する成分(せいぶん) なり煙(えん)を熏(ふす)べ或(あるひ)は木醋(ぼくさく)の内(うち)に置(お)くときは 其(その)防腐(はうふ)の力(ちから)最上(さいしやう)至極(しごく)に強牢(きようろう)なることは職(しよく) としてこの防腐分(はうふふん)に由(よ)るなるべし リスベル氏(し)は肉(にく)に塩(しほ)を擦入(さつにふ)し或(あるひ)は又(また)屢(しば〳〵)硝(せう) 石(せき)を擦入(さつにふ)してこれを熏室中(くんしつちう)に煙蒸(えんしよう)するな りこれを熏(くん)ずるに焚(た)く所(ところ)の材(ざい)は冬月葉(たうげつは)を 脱(だつ)するの樹(き)を撰用(せんよう)すべしこれを用(もち)ゆれは 正(まさ)にデンネン樹(じゆ)の材(さい)に勝(まさ)れりこれデンネ ン木(ぼく)は脂(やに)あるを以(もつて)肉(にく)に其(その)臭(か)をうつし味(あしはひ)を 損(そん)せしむればなり肉(にく)を熏するの一大(いつたい)主条(しゆでう)