翻刻!料理本の世界

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西洋/料理新書 - 翻刻

西洋/料理新書 - ページ 7

ページ: 7

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  ひ其(その)泡(ほう)醸(じやう)するの間(あいだ)甘味(かんみ)を為(な)す次(つぎ)に酒(しゆ)   醸(じやう)と云(い)ひ酒(さけ)の味(あじは)ひを為(な)し次(つぎ)に酸醸(さんじやう)と   云(い)ひ醋(す)となり終(つい)に腐敗(ふはいじやう)醸に至(いた)る右(みぎ)の   序(じよ)を追(を)ふ者(もの)は菓実類(くわじつるい)を主(しゆ)とす動物(どうぶつ)は   初(はじめ)より腐敗醸(ふはいじやう)を為(な)すなり 体質(ていしつ) 一切(いつさい)万物(ばんもつ)の体(てい)の質(きじ)を云(いふ)金属(きんぞく)は其(その)質(しつ)   密塞(みつそく)して重(をも)く木材(ぼくさい)は粗(そ)にして軽(かろ)き等(とう)   なり 酒精(あるこーる) 焼酎(せうちう)を再(ふたヽ)び餾(ひ)き甚(はなはだ)強(つよ)くせし者(もの)を云(いふ) 炭酸(たんさん) 酸素(さんそ)と云(いふ)空気(くうき)と木炭(ぼくたん)の気(き)と相(あい)合(がつ)し   て生(しやう)じたる一種(いつしゆ)の空気(くうき)なり則(すなわち)炭(すみ)を焚(や)   けば其(その)火力(くわりよく)に由(より)て大気中(たいきちう)の酸素(さんそ)と炭(すみ)   の気(き)と合(がつ)して此(この)気(き)を生(しやう)ずるなり 組織(そしよく) 又(また)集合(しふがふ)と云(いふ)一切(いつさい)万物(ばんぶつ)の組立(くみたち)なり動(どう)   物(ぶつ)植物(しよくぶつ)皆(みな)酸素(さんそ)炭素(たんそ)等(とう)の諸元素(くみたちのもと)の集合(しふがふ)   して成(な)れる者(もの)なり 窒素(ちつそ) 空気(くうき)の一種(いつしゆ)にして此(この)気(き)を吸(す)ふ時(とき)は動(どう)   物(ぶつ)の息(いき)直(たゞち)に塞(ふさぐ)るゆへに窒素(ちつそ)と名(な)づく