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柚珍秘密箱 - 翻刻

柚珍秘密箱 - ページ 13

ページ: 13

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よく〳〵とりて。しばらくにへ湯(ゆ)につけ。又取出し 水に漬(つけ)。ふきんにて水気(みづけ)をよくふき。薄刃(うすは)にて そろ〳〵とすきとり。又よき大/岩茸(いはたけ)を水につけ 能(よく)しめりたる時。是もふきんにて水気をふき取(とり) 扨くずの粉(こ)うどんのこを半分まぜにして。右の 柚の上へふりかけ。又岩たけをならべ。同じくふりかけ ぐる〳〵と巻(まき)しめて。上(うへ)をわらしべにてくゝりて 酒一はい。醤油三寸一。水二盃入。そろ〳〵と煮(に)申候也 但し醤油/沢山(たくさん)なるはあしく候。よく蒸(むせ)てとり出し 風に吹(ふか)し。小口切にして氷(こほ)り□(をろし)か。白さとうを かけ出す也。取さかな。重引。台(たい)引。さしみ。さげ重(じう)。 小皿(こざら)もの。但からしみそ。ぬたものもよろしく候 又は小口切にして火どりはしやげをきて。菓子(くはし)に 出すもよし     柚(ゆう)松風(まつかぜ)の仕方 一/冬(ふゆ)に至りて。餅柚(もちゆ)。花(はな)柚あり。此餅柚大なるを調 山葵(わさび)をろしにて。上皮(うはかは)の黄身(きみ)ばかりをおろし。又 烏芋(くわへ)の皮(かは)を剥(むき)てをろし。此中へ柚のをろしを