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柚珍秘密箱 - 翻刻

柚珍秘密箱 - ページ 14

ページ: 14

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二分/通(どを)りほどかきまぜ。醤油を見合に入。白さとうを 少し入。よく〳〵かき廻(まは)し。うすき玉子/鍋(なべ)か。あんどうの 下皿(したざら)をふき。火にかけて。右の品(しな)を入れ。能(よく)ならして。上へ 粒(つぶ)芥子(けし)をふり。上にふたをする也。能/焼(やけ)て切申候也 しばらくはしやげて。手取さかな。其外けひかた前に をなじ事也     柚せんべい仕方 一柚を竪(たて)に四つに切て。実(み)をとくとすき取。酒に 漬(つけ)をきて蒸(むす)なり。扨とり出し冷(ひや)して。白さとうを ふりかけ。薄(うす)醤油(しやうゆう)を少し引(ひき)て。上々の葛(くず)をふり 俎(まないた)の上(うへ)にて。すりこぎにてそろ〳〵とたゝき申候て せいろうに入。むしてはしやげ。うちを丸く切とりて 板(いた)にはさみ暫(しば)く押(をし)をかけて。平(ひら)めにしてくせを 直す也。扨ぢよたんに入をき候へば。上々の薬菓子 なり。一だんよろしく候《割書:但しむし候時に下に|わらをしくなり》     柚みどりの仕方 一是も前(まへ)に同じ。せんに切てくずのこ。白さとうにまぶ しぢよたんに入はしやげ申候。いずれも前に同じ