翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

柚珍秘密箱 - 翻刻

柚珍秘密箱 - ページ 20

ページ: 20

翻刻

   柚/砂糖漬(さとうつけ)仕方  一是も右のごとくほそくせんに切。あたため酒に つけをき。取上/雫(しづく)をたらし。くろ(くろ)さとうにつけ 十日ほどして取出し。黒とうをとくとをとし 一/夜(や)/外(そと)にをき。/夜露(よつゆ)にあはせ。/翌日(よくじつ)白砂糖に漬(つけ) 申候也。是も三十日ほどには漬(つか)る也。久しくをけは 一だんの漬(つけ)もの也。 ひかたは。さしみ。さげ■。取 さかな。すいもの。    柚/煮染(にしめ)の仕方 一もち柚の実(み)を出し。皮(かは)ばかりを見合に切りて 酒にてざつと煮て。一度水にて洗らひ。薄(うす)醤油に 酒を少し合て煮る也。但し/焚過(たきすぎ)ぬやうにして さとうを少し入てよし    柚/醤(あへもの)の仕方 一これもみ(み)をさり。かわ(かは)の所を小才に切。又は中せんに切 /熱湯(にへゆ)にざつとつけ。取立てて暫(しば)らく白さとうにてまぶして急(いそ)ぎ候節には。■(みそ)に白ごまをすり合せ 是に/焼栗(やきぐり)か。くわいか。/若根(わかね)かを煮(に)て。小才に切入る