翻刻
元利
引〆金弐百六拾六両弐分ト
銀拾匁
此内
金五拾六両弐分ト 勘弁
銀拾匁
残而
金弐百拾両也
右之返済方
一 金四拾八両也
此内
金 三拾両也 直渡
来未年
金 拾八両也 二月中返済
引残
金百六拾弐両也 九ヶ年賦
但壱ヶ年
来未年ゟ来ル
金拾八両宛 卯年迄年々十
二月廿五日銀返済
右之通双方納得熟談内済相整申候
処偏 御威光と難有仕合奉存候
然ル上は右一件ニ付向後御願ヶ間敷義
仕間敷候間願書御下ヶ渡被成下置候様
奉願上候依之済口連印一札奉差上候
処如件
現代語訳
元金利息
合計金266両2分と
銀10匁
この内
金56両2分と 減免
銀10匁
残り
金210両也
右の返済方法
一 金48両也
この内
金30両也 直接支払い
来年未年
金18両也 2月中返済
残り
金162両也 9年分割払い
ただし1年につき
来年未年から
金18両ずつ 卯年まで毎年
12月25日に返済
右の通り双方が納得し、十分に話し合って内済が整いましたのは、ひとえに御威光のおかげと有り難く存じます。
つきましては、この一件について今後お願い申し上げるようなことは致しませんので、願書をお返しいただきますようお願い申し上げます。よって済口連印一札を差し上げます。
以上の通りです。