翻刻!江戸の医療と養生

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視薬霞報条 3巻 - 翻刻

視薬霞報条 3巻 - ページ 18

ページ: 18

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【右頁】 【料紙中央に】 百韻 《割書:正風(しやうふう)【(蕉風)】体(てい)万評(まんひやう)【(万病)】によし》 俳諧(はいかい)ばせを膏薬(こうやく)弘所(ひろめどころ)《割書:本家(ほんけ)|荒木田(あらきだ)守武(もりたけ)製(せいす)|芭蕉庵(ばせをあん)桃青(とうせい)調合(てうごう)》 【本文】 ばせをこう薬(やく)の儀(ぎ)は一巻(いちくわん) 百 韻(いん)より御こゝろみ哥仙 三十六句まで調合(てうごう)いたし 進(しんじ)申上候御 附(つけ)なされ候 節(せつ)三 句のわたり第一《割書:ニ》御つけなさる べく候御 巻(まき)のようだいにより 此方にて高点(こうてん)おろししんじ候 ◯此(この)藥(くすり)さし合(あひ)甚(はなはだ)多(おほ)し有増(あらまし)を               しるす 一 同季(どうき)五句 去(さり)てよし 一 居所(きよしよ)水辺(すいへん)山類(さんるい)う【そヵ】へもの  三句さりてよし 一 生類(しやうるい)三句 恋(こひ)五句の間(あいだ) 【中段会話文】 此さんはきめう によくできた きよ年さる所 で見たもこの さんであつた などゝおさき まつくらて ほめてゐる此をとこ さくしやのまはし ものかもしれす 【左端会話文】 此をりは月花 をむすびに いたしてすぐに べんとうに いたさう 【左頁】 【本文続き】  いむべし 一 書体(しよてい)火体(くわたい)一句  にて捨(すて)てよし 此外さしあひ あまたあり 【中段会話文】 しろうとで 羅文子(らぶんし)ぐら ひする人は 《割書:モウ》てきま せぬおしゐこと には古人(こじん)に なられ ました 【掛軸】 かたちは桧笠の円きにやつれて 実相無漏の古地を愛しこゝろは 竹杖のほそきをたどりて随縁 真如の新月に嘯く行ふところ 僧にして僧にあらす吟ずる所 哥に似て歌に異なり作麼生か なら茶三斛をくらはすんば いかでか俳諧の味ひをしらん         曲亭主人題【落款】