翻刻
【看板?家紋?の挿絵あり・青龍刀に関の字】
八十二斤(はちぢうにきん)青龍湯(せいりうとう) 関雲町(くわんうんてう)
寿亭小路(じゆていこうぢ)
本家 三国子調合(さんごくしてうごう)
三国相伝(さんごくさうでん)美髯香(びせんこう)青龍湯(せいりうとう)は
はなはだおもき秘方(ひはう)なりと
いへども此度(このたび)諸人(しよにん)のすゝめ
によつて五月 節句(せつく)まへ
十 軒店(けんだな)にて売(うり)ひろめ
申候 抑(そも〳〵)青龍湯(せいりうとう)に三ツ
の不思議あり第(だい)一に
ちからをつよくし第二に
顔の色なつめ【棗の実】のことくし
第三に髭をなかくす是(これ)を
のぼりのわきだてに用ゆれば
節句(せつく)をにぎやかにする事
妙(めう)にしてよく人きやうの景(けい)
気(き)満しのぼりの
いきほひをます
のぞみの御方は定日(じやうじつ)の
うち御出なさるへく候
のぼりのようだい
くはしくうけ給り
候うへかつこう
かけんいたし
進(しん)じ可申候
【挿絵内・右ページ】
○コレ〳〵どうめいつたの
孔明(こうめい)たのとけんくわを
すると曹操(さう〳〵)おとつさん
へ仲達(ちうだつ)する
によ
○おいらは関羽(くわんう)だ
からつよい〳〵
つよひ関羽(くわんう)すりや
正月とおもふてか
【挿絵内・左ページ】
○おいらは張飛(ちやうひ)
だから丈八(じやうはち)の
蛇棒(じやぼうん)を
ひつさけて
出るところ
だが丈八の
じつぼうは
ねへから
十八の
たぼ【若い女性】を
ひつさげ
て
ねよう
とは
たがおしえ 【誰が教えたか】
たかとんだ
こしやくを 【小癪=生意気なこと】
いふ子供た