翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

養生法 - 翻刻

養生法 - ページ 16

ページ: 16

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【右丁】  殊に小児の遺尿なと綿花にしみまた病人の汗膩病毒  分利の蒸気なと吸ひ込あるを自然に蒸散して体を  害する事多し故に旧き綿を用うる事なかれこれを  用ゐて種々の悪病を発る事しは〳〵有又馬毛少  藁海草《割書:あらめひしき|の類》なと用うる事あり其内わらはよく打て  用うれはやはらかにして頗る暖なり殊に不浄となれは  捨てかふるもやすし我国ことに多き品なれは用ゐて  良なり鳥毛は佳なれとも余り暖に過て悪しきぬ  わたもまたしかり 【左丁】   ○飲食 ○人の百体発育して止ますこれを養ふものは皆血気  有か故なり而て血はもと飲食より生す人身齢を全う  する事を得るは血気を以て也其血を作るもの皆飲食  の物による故に食を絶すれは衰へ疲るゝは血の減する  にあり血少けれは体弱く体弱けれは筋力衰へ精神  才智発る事を得す故に人各其体を壮健にし其才  力を逞うせんと欲せは必飲食の物をよきして気充?  を補ふ事を務むへし然れとも五臓府の中飲食を  消化し血液を製する機関其力に際り有依て妄に