翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

養生法 - 翻刻

養生法 - ページ 22

ページ: 22

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【右丁】  終に湯茶の熱物を禁すへし ○水中に含む所の成分大略     ○炭酸 氛囲【圍】諸瓦期 炭酸塩 燐酸塩 硫酸塩    アンモニア 食塩 硝酸塩等の類也此他諸鉱物等を含    事有といへとも皆不時の集会物にして水源の土    質に因て同しからす右に記す諸分各少許を含む    もの尤飲水に良とす而して水分の中人身に益    あるもの酸素なり然るに湯は炭火上に煮るに    よりて水中の酸素蒸発し減して却て炭水素    を増す故に妙ならすとす試に魚を冷湯中に放ては 【左丁】    はしめは活発なるも少許呿々して終に斃るこれを    以て煮水の動物に善ならさる事をしるへし ○茶  茶は尋常習慣に因て世界万国の人民みなこれを用ゐ  よく精神を鼓舞し消化機を補ふ然れとも其量に過  れは害有却て消化機を傷ふ且熱に過れは尤良なら  す茶の原質をテイネといふ其性人の精神を鞭ち鋭  く且盛ならしむ故に茶に酔る人酒に酔るかことく前  後を失ひ昏迷せしむる事なし然れとももと鞭撻  刺戟の質あれは精製の茶を多く用うるは害なしと