翻刻!江戸の医療と養生

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養生法 - 翻刻

養生法 - ページ 38

ページ: 38

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【右丁】   説尤用ゐかたし情欲盛なるものゝかゝる術を行んと   せは却て害有へし又情欲もおとろへてかゝる術をこな   はるゝ人はさしても有へき事なりされと此法を用   うる人もありときけはこれもまた人によるへし   ○運動操作  人身諸部の制たる皮肉骨神経に至るまて皆各その  主る所有体の動静に応して其用に給し日々の飲食を  以て其費す所を補ひ旧物去て新品代り来り毎に  過不及ある事なし故に費す所多くとも補ふに 【左丁】  不足なけれは其体常に生新にして交代の機弥盛なり  而て其退謝を補給する毎に少く其前より増加す故に  人目をつかふ事多けれは其目自然に大きくしてよく  説とく手足を労し力をつかふものは必其手足壮太  にして旦力を増加し前日の非力も終に有力となる  如し精神を労するもの其才智自然敏鋭なるといへとも  百体の血気運為盛ならされは身体疲痟虚弱と  成故に終に精神を養ふ事能はす智有といへとも  精力たらすして事をなし得ること能はさるにいたる  ○身躯の運動其百体を使役するか故に体中千万の