翻刻!江戸の医療と養生

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養生法 - 翻刻

養生法 - ページ 49

ページ: 49

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【右丁】  右の食料は戦争の時或は動作劇しき時の量也平日  安静の時は凡食料の三分一を減す 一亜米利加軍艦食料  一周を三つに分ち○初三日の間は一人に塩豚十六℥大豆  いんけん豆七℥小麦粉 ヒスコイト(__________)《割書:乾パンの|如きもの》十四℥胡瓜の類《割書:醋漬塩|つけ》  一℥砂糖二℥茶一℥半《割書:総掛目四十一℥【半脱】日本目方|三百三十二匁にあたる》○中二日の間は  塩牛十六℥小麦粉八℥干菓物《割書:なしぶとう|扁桃仁の類》四℥ヒスコイト(__________)  十四℥茶砂糖各二℥半醋塩漬の野菜一℥《割書:総目四十五℥半【四十八℥ヵ】|日本目三百六十四【三百八十四ヵ】匁》  ○後二日の間は塩牛十六℥米八℥ホートル(________)《割書:牛酪也》二℥チーズ(______)《割書:乾牛酪也》  二℥小麦粉ヒスコイト(__________)十四℥茶砂糖各二℥半漬物一℥《割書:総目方|同前》 【左丁】  右は大洋中に在間の食料也着岸して港内滞泊中は総【惣】て  塩漬の肉を食さしめす醋酒五勺は英国に同し時として  獣肉を得かたき事あり然る時は魚肉を獣肉の倍量に  用うれは身体補給する力同等のものとす小麦粉の団  子米の類は多く昼食事に用ゐ朝夕はパン(____)ヒスコイト(__________)を用う   但し魚肉を以て獣肉に代るはさる事なから又近年の発明に魚肉も   海川によりて区別ある事也と蘭疇先生の説有付録に云へし  亜国人に養生をよく守る人有一日の食料十二℥酒一合つゝ  と定めて五十八年の間無病康健にて八十有余年存命  せしを見しと亜医ヘイト氏の物語なり