翻刻!江戸の医療と養生

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養生法 - 翻刻

養生法 - ページ 7

ページ: 7

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【右丁】  開闊【濶は俗字】にし大気をはよく通し風をはな?【吹ヵ】ぬかさぬをよしとす   ○たとへは空気と風とは水と波といふかことく風は空気のうこ    きて波の立か如きもの也風なくとも室の口よく開けは    空気よく入かはるものなり外の気は入口の下のかたより入    内の気は上の方より出る故に風なき時蝋燭に火をとも    して入口の上下におき試れは其焔気上なるは外になひき    下なるは内に靡く是其空気の出入のしるしなり ○戸障子は密にして隙なきをよしとす透間より入風ははな  はた害あり   ○温き時戸障子を開くに少しく開くは甚悪し風なき 【左丁】    方を広く開くへし少しの間より入風はたとへは大器に水    を入僅に孔を穿かことくそのちる勢ひするとくして    人の体にさはる事甚し《割書:◦冒感◦発熱等の患これより|おこる事もつとも多し》 ○鴨居の上天井まての所に別に窓を開き障子を入て開閉  自在にすへし室の中すへて晴やかにして入くみたる隈なき  をよしとす且上下四方白くして清きを第一とすへし  畳はなるへくは無きをよしとす   ○室中白けれはよこれ垢つく事早くしるゝ也しかのみ    ならす光明の反射よき故に昼夜とも明りよし空気    と明りは人の為に殊に必用のものなり暗室に住ものは