翻刻
【右頁】
一員是を護送し朝廷宴を設て優待せらる《割書:是等|の次》
《割書:第は薩州より進する所の書付に|見へたれはしるすにおよはす》其交易の例船
數を定められて銀額をは定められす全貢の年
は十餘萬折貢の年は只五六萬を用ゆこれは福
州の港淺くして大船進みかたきか故に小しき
にして多く載る事かないかたきか故也其國人
買ふ所の唐貨細物は絲綢綾緞等粗物は紙藥材
等其銀は老板元銀二寶を用ゆ《割書:老板は我國の古|銀元銀は我國の》
《割書:元字銀といふものと見へたり全貢の年に十萬|といふは銀千貫目にて折貢の年に五六萬とい》
《割書:ふは銀五六百目を|用る事と見へたり》是より先は其國の使福州の
各官に送る所の例萬金を費やす康熙三十七年
《割書:本朝元祿|十五年》巡撫官張仲挙擧
一㮣に蠲免せしかは其
【左頁】
國の人彼德に感して今に至るまてこれ祠る
琉球國職名の事
王子 正一品 是王の子弟
按司 従一品 是所所の領主諸矦のことくな
るものか
三司官親方 正一品
天曹司 一員
地曹司 一員
人曹司 一員
親方 従二品
親雲上 三品より七品に至るおの〳〵正従あ
り