琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: ハワイ大学所蔵 阪巻・宝玲文庫 vol. 1

骨董録 - 翻刻

骨董録 - ページ 52

ページ: 52

翻刻

【右頁】 一員是を護送し朝廷宴を設て優待せらる《割書:是等|の次》 《割書:第は薩州より進する所の書付に|見へたれはしるすにおよはす》其交易の例船 數を定められて銀額をは定められす全貢の年 は十餘萬折貢の年は只五六萬を用ゆこれは福 州の港淺くして大船進みかたきか故に小しき にして多く載る事かないかたきか故也其國人 買ふ所の唐貨細物は絲綢綾緞等粗物は紙藥材 等其銀は老板元銀二寶を用ゆ《割書:老板は我國の古|銀元銀は我國の》 《割書:元字銀といふものと見へたり全貢の年に十萬|といふは銀千貫目にて折貢の年に五六萬とい》 《割書:ふは銀五六百目を|用る事と見へたり》是より先は其國の使福州の 各官に送る所の例萬金を費やす康熙三十七年 《割書:本朝元祿|十五年》巡撫官張仲挙擧 一㮣に蠲免せしかは其 【左頁】 國の人彼德に感して今に至るまてこれ祠る   琉球國職名の事 王子 正一品 是王の子弟 按司 従一品 是所所の領主諸矦のことくな    るものか 三司官親方 正一品  天曹司 一員  地曹司 一員  人曹司 一員 親方 従二品 親雲上 三品より七品に至るおの〳〵正従あ り