翻刻
【右丁】
【上段】
ぜにかねにも
かへられぬもの
はいのちなり
よの中に大
せつなるもの
をいのちから
二ばんめといふ
さすれば命
ほどのたから
はなしその
いのちといふ
ものどこから
でるぞといふ
にてんちざう
くわの神お
ほくのいのち
を仕入てと
ほり天の一丁
めにみせをい
だしていの
ちのといや
をし玉ふ
【下段上部】
そうくわの神古
今人のいのちのた
なおろしをし給ふ
〽神代のじぶんはむ
しやうにいのちがながいから
かんじやうにてまがとれる
〽ひこほゝでみの
みことはさるが六十三万七千
八百九十二さいうがやふきあはせす
のみことは八十三万六千四十二さい
だこのやうなながいいのちは
おきどころにこまるくらしきが
たんとでゝはかんじやうが
ひきあはぬぞ
【下段下部】
いのちは人
ばかりにあら
ずちやう
るいちくるい
うほむし
けらさう
もくに
いたるまで
それ〳〵に
仕入あり
つるかめの
ながきいの
ちぶゆう
のいちごの
みじかき松
のちとせ
あさがほのひ
とさかりみな
さだまりのい
のちなり
【左丁】
【上段】
○木火土
金水の五
ぎやうはいの
ちのばんとう
なりこの五
人にていのち
をうけもちに
してしはいする
ゆへにすべて人
のいのちは木火
土金水のばん
とうもちなり
一人かけても
いのちまつた
からず
〽いのちの仕入
ふちやうがついて
かたなかけのやう
なものにかけてある
【中段】
〽日月の
ものさし
にて命
のなかみし
かをはかる
【下段】
〽はんくわのちは
人のやうじやう
がわるうござ
ればたふんみ
じかい命が
うれます
とかくな
がいいのち
はいなか
むきで
ござり
ます