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【右丁】
【上段】
いのちといふものは
ておきがたいしなり
一心のてをきがわるひと
いかほどなかき命を
さづかりてもわれと
わかでにちゞめること
ありいかりはらた
ちゆくいかはいゝよ
ろこびかなしみおし
いほしいのたぐひ
みないのちをちゞ
めるやくしやなり
〽おれが命と
思ふ此かへだのあはせ
をまげてかうかつほだ
まけさつせへな
【中段】
〽七十五日いきのび
やうとおもつてかふに
かたみとはきにかゝる
思ひきつて一ぽん
かうべい
〽せけをかむやうなかつほだ
一 ̄トきれがやかつて百に
つひている百まても
いきやうか
【下段】
〽それごらふがつ
いきてゐるいほだ
〽となりては
はつかつほで
いきのびるつもり
だがこつちどらは
ずのまずはら
よしはらでいのち
をのはすおれか
命はよくのひる
いのちたがとかく
子ともらがな
にかにつ
けておや
のいのちを
ちゞめをる
〽かゝアにはなげを
のばすとちがつて
命をのはすはてまが
とれる
【右丁】
【上段】
〽余をのばさんとて
きん〳〵をふんだんに
つかいうへなきたのしみ
をしてもしりのつまら
ぬことあればのはした
命かへつて十そうばいに
ちゝまることありくはず
ひんらくといふことわさも
ありせつちんの湯ごから
梅がゝをしたいこいふねて
月見をし土用まへにほとゝ
ぎすをきくほんすきに
はつかつをくはひせかき
ふねの夕すゞみ日れんき
のしばゐけんぶつせつたい
ぢやをすゝりなからやき
たんこをしてやりこはだの
こぶまきでどひろくをひ
つかけてもたのしみに二
いろはなしこゝろさへ
やすければいのちののび
ることあたかも小むめの
せたけたぬきのきん玉
当風にあてたりあめ
のごとし
【中段】
〽梅がへも
かつたわいナア
とししていはぬはしち
はよつぼどおくましき
ものとみへたり
〽けふはよくいのちが
のびやしたしたが
おまへももふ五十
ぢかいせへか
ところ〴〵いのち
にしわがより
やした
ひのしを
かけ
や
しやう
【下段】
〽かつさんおめへの
命は
あわの
やうだ
いうに
こんな〳〵