翻刻!料理本の世界

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年中番菜録 - 翻刻

年中番菜録 - ページ 13

ページ: 13

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   向 したしものいづれも      上品なり まびき菜 汁平向ともかふら菜(な)大(だい)      根(こん)菜同じ事なり ひら豆  江戸にては隠元(ゐんげん)といふ胡麻      あへ又にしめよし上品なり      むかしはばん菜にはせず      近来(きんらい)多くなりたり さやまめ   向平 あへもの又はにしめにすべし      はじめのほどは価高き      ものゆへばんざいには      すへからず はじき豆    汁 ふき焼(やき)とうふなど取合わせ      煮(に)こみ汁上品なり   平向 小はいつれにしめなり      実(み)のいらぬうちを賞(しやう)      くわんす ゑんど  大阪にて出来るは皮かたし      兵庫(ひやうご)灘(なだ)のへんより出るは      皮やわらかにてよし    向 皮ともあへものにしても      よしにしめにすれば      御ひらにもすべし