翻刻!料理本の世界

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年中番菜録 - 翻刻

年中番菜録 - ページ 14

ページ: 14

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    上品なり たけのこ    汁 小口切又はす切油汁は      たけのこをざつと油にて      いためふき焼(やき)とうふは      じき豆なとあしらふ      吸口木の芽(め)青さんしやう      上品なり    平 きざみ昆布(こんぶ)ひらこんぶ      なとさだまりなり上品    向 いりだしあへものは干かぶら      こんにやく烏賊(いか)など取合      すべししかし烏賊の      足いれたる御客には見      はからひあるべし ほうれんそう    汁 吸口/柚(ゆ)木芽(きのめ)うとのるい    向 したしものさだまりなり      又まれには煮(に)ものゝあし      らいにする事ありいづ      れ上品なり 菊(きく)菜    汁 香(にほひ)あるものゆへ吸口なく      てもよし    向 こま醤油したしもの      いつれも上品なり