翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

年中番菜録 - 翻刻

年中番菜録 - ページ 20

ページ: 20

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   平 油/揚(あげ)とたく又しきがつを      もよし風呂吹あんかけ      いづれも上品なり客(きやく)用は      味噌(みそ)には生がくすには      生がまたからしよし おなじく葉    汁 吸口柚唐からしにて      もよし    平 油あげ身(み)くしら小/鮎(あい)      又はじきかつをその外      いろ〳〵あるべしあし      らいものにより下品に      なる事あり心得(こゝろえ)べし      またあぶらをなべに      じり〳〵とにやせて生(なま)      菜をにる事あり是(これ)は      あたらしき菜をゑら      むべし    向 胡麻(こま)醤油したしもの      又/味噌(みそ)あへまたあたゝか      なるしたしものにする      事もあり冬の菜は      蕪菜(かぶらな)をさい上(しよう)としるべし      この外何の菜にても此      もよふに心得てよし      すべて菜は風雅(ふうが)なる      ものなればさけめしの      わかちなく御客へもて