翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

年中番菜録 - 翻刻

年中番菜録 - ページ 22

ページ: 22

翻刻

     具(ぐ)などよしたゞし      価(あたへ)たかきゆへもとめては      つかふべからず ねぶか    汁 なつ冬ともねぎはばん      菜(ざい)には第一のものなり      吸口は唐からし柚よし      魚るいにあしらふても      よし    平 しきかつをあふらあけなん      ば煮(に)のあしらいによし    向 わけぎの通りすあへに      してもよし上品にあら      ねども酒のさかなには      御客に出してもよし せり    汁 豆腐(とうふ)汁にこま〳〵と      きりているればきれい      にてよし    平 水菜とおなしやう心得      てよし煮(に)すぐれはかたく      なるものなり番ざいは身      くじらと取合せたる外      魚/類(るい)に取合たるは下品      になるものなりじきかつ      をは随分(ずいぶん)上品なり