翻刻!料理本の世界

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年中番菜録 - 翻刻

年中番菜録 - ページ 25

ページ: 25

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     にしめるすこし汁ある      もよし油をすこし      いれて汁なきやうにしめ      向(むこふ)つけてもよし干大      根干かぶらほし菜(な)とも      四季(しき)ともつかふべし      御客用にはまづ春の      うちばかりと心得(こゝろへ)てよし わかめ    汁 吸口からし上品    平 取合のものにより御客に      出してよし    向 干大根きざみす醤油      かけたるは上品なり小鮎(こあい)      ざこに取合せたるはすこし      下品なりこれも春(はる)の      うち賞翫(しやうくはん)すべし灰(はい)ぼし      のわかめあり上品もの      ゆへばん菜(ざい)にすべからず ひじき    向 油あげほそぎり又こん      にやくなど取合せにしめ      てよし油すこしいれ      にしめてもよし白(しら)あへ      にもすべし上品なり    平 いづれあしらひものなり      ばんざいには常(つね)につか