翻刻!料理本の世界

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年中番菜録 - 翻刻

年中番菜録 - ページ 26

ページ: 26

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     はぬものなり 和布(めい)    向 大ていひじき同(とう)やうなり      ひしきよりはすこし      下品の方(かた)なるべし      白(しら)あゑもよし 荒和布(あらめ)  平あらめ宗旦(そうたん)あらめともいふ      めいとおなじものなれど      ばんざいにはあまりせぬ      ものなりしかし下直(げじき)なる      ものゆへあぶらあげなど      取合せにしめて用るなど      しかるべしひしきあらめ      は近年(きんねん)茶席(ちやせき)のはやり      ものなりあらめのるいは      梅(むめ)ずすこし入れて      ゆてるよしはやくやは      らかになるなり江戸      にては惣菜(そうさい)にも用(もち)ゆ ぜんまい    平 油あげ焼(やき)どうふなと取      合すべしにしめて向に      つけてもよしいづれも      上品なり こんぶ    汁 きざみこんぶすまし汁(しる)      吸口はこせう平こんぶ      ざく〳〵ときさみても      よし上品なり吸口