翻刻!料理本の世界

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年中番菜録 - 翻刻

年中番菜録 - ページ 31

ページ: 31

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     の品をいれてたく事      あり多くは下品になる      ものなり油あけせり三つ      葉(ば)などきざみて取まぜ      たるはさまで下品にもあらじ 氷(こゞり)とうふ 多人数(たにんしう)の家にはあまり      番さいにはせぬものなり      汁平ともあまたつかひかた      あるものなり冬春のうち      賞(しやう)くわんすべしたてあく      にてよくあらひてつかふ      てよし 豆(まめ)の類  白豆はほうたら塩ぶり      のるいとたく黒豆(くろまめ)は      さぜん豆また味噌(みそ)汁に      いるゝ事/茶会(ちやせき)のはやり      ものなりあづきさゝげ      ゑんどうは煮(に)こみの      汁につかふべし つけ豆  粉吹(こふき)まめ又切ぼしと      たき合す事もあり粉(こ)      ふき豆は風雅(ふうが)なり酒の      さかなにもなるべし 氷(こり)こんにやく うすくず又ほそくきりて      煮(に)豆の中へ取ませる      事あり